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祇園精舎

≪近代詩文≫

 

永い書の歴史の中で、日本で生まれた書が≪近代詩文≫。

 

または、

 

≪漢字仮名交じり文≫、或いは≪調和体≫と言われているものです。

 

ですから、

 

書の歴史としては浅いという事になりますね。


この大前提は、文字を辿って行けば、それとなく読めるという事でございます。

 

 

この作品は、

 

“平家物語”の冒頭、祇園精舎でございます。

文字遣いは資料のまま。

この文字を辿ればなんとか読んで頂けるという“書”でございます。

 

仮名の流れを意識しつつ、幾つかの集団構成になっております。

 

更に、行の書き出しにも変化をつけてみました。

 

 

 

「平家物語」の冒頭に置かれたこの文章には、現世の全てのものは流転してとどまることがないという仏教的な無常観が表現され、以降展開される平家の運命を象徴している。・・・と書かれております。

 

また、

 

この軍記物語とされている平家物語は、作者未詳となっております。

鎌倉時代を通じて琵琶法師の語り物として成長し、現在読まれている形が成立したのは、鎌倉時代末期から南北朝初期とみられております。

栄華を極めた平家一門の滅びを描き、そこに諸行無常の現れを見ようとした物語。

 

後世の文学や芸能は勿論、日本人のものの見方や感じ方に少なからぬ影響を与えていると言われております。

 

 

 

 

 

 

 

≪近代詩文≫

 

次に、

 

これは同じく条幅サイズに書きました海を題材にしました書でございます。

 

まず、

 

紙面に大きく主題となるような文字を持ってきます。

 

そして、

 

その脇にちょっと添える様な形でまた文字を書いております。

 

つまり、

 

物語でいうところの主役と脇役みたいなものかもしれませんね。

 

けれども、

 

それでひとつの書作品を形成しております。

 

そのように構成致しました。

 

 

 

最初の書き出しの“海”は、筆に含墨させたものを一気に紙面に、想いを込めて叩きつけている。

 

と言った感じでしょうか。

 

ですから、

 

墨しぶきが思いのほか飛んでおります。

 

これも作品効果に繋がるものです。

 

けれども、

 

面白がって度を越してはいけません。

 

何事もやり過ぎは逆効果。

 

品を欠いた作品になってしまうからです。

 

という事を、私は念頭に置き書作しております。

 

 

そして、

 

そこから行の末尾までを一環して表現しております。

 

あとは、

 

左脇の小さい文字ですが・・・

 

同じ筆で流す様な形で収めております。

 

いかがでしょうか?

 

 

ここで、

 

『条幅』サイズとは?

 

約 136cm×約35cmの大きさの紙でございます。

 

普通、学校等で『条幅』と言うと『半切』です。 『半切』の通称が『条幅』です。

 

・・・以上の事も記載させて頂きますね。

 

 

追記として、

 

この作品は以前創作中にブログに於いて一部ご覧頂いていたものでございます。全体を通せばこのような書作品でございました。

 

※ブログへのご訪問もいつもありがとうございますm(__)m